今回は、PCTでのリサプライの様子を紹介していきます。アメリカに行くまで、何が食べられるのか、何が売っているのかが心配でした。実際に到着してからスーパーを調査して買いものを調整していったので、その内容を紹介していきます。
アメリカの登山行動食事情に関して

今回は2025年のPCTでリサプライをしていた食べ物に関して紹介していきます。アメリカハイキングでも、普通にラーメンを食べていました。ラーメン以外にも、様々なモノがあります。
実際にPCTで食べていたものを紹介
最初に、PCTで実際によく食べていたものを紹介します。リサプライ時にはあるもので満足するのが基本でした。その中でも僕は、次のような物を食べていました。
- 袋ラーメン(maruchan, top)
- マッシュポテト
- ポテトチップス
- リンゴ
- トルティーヤ
- ツナ
- トレイルミックス
- 乾燥バナナ
僕はこれらの食材を基本に行動食を考えていました。特に、袋ラーメンは安く購入できる割にカロリー量も高く、流し込めるので大量に食べていました。
トレイルタウンで購入できるもの
トレイルタウンで購入できるものは、意外と限られています。何処のリゾート地に行っても置いてあるようなものは、次のような物でした。
- 袋ラーメン or カップラーメン
- ピーナッツバター
- エナジーバー
- トルティーヤ or バーガーのバンズ
- ポテトチップス
- トルティーヤチップス
このような製品は、多くの場所で購入することができます。特に、エナジーバーに関しては多くの場所で購入できる商品です。ただ、リゾート地やコンビニで購入すると割高でした。
しっかりとした街の場合
町中に降りる事ができれば、大抵のものを購入できます。袋ラーメンやトルティーヤ、トレイルミックス。場合によっては、ドライフーズなども格安で購入できます。
- 袋ラーメン
- トルティーヤ
- ピーナッツバター
- ヌテラ
- ドライフーズ
- 高タンパク質食
- そのほか多様なお菓子類
記述するのも大変なので省略したが、正直なんでも購入できる。値段と相談することになるが、それだけだ。個人的には、しっかりとした街があればそこで補給しておくとよい。
リゾート地で購入する場合
こちらのケースの場合、正直購入できる製品は限られています。多くの場合で袋ラーメンは購入できず、カップラーメンになりました。トルティーヤに関しても、場所によっては置かれてません。
- カップラーメン
- バーガーのバンズ
- 小分け袋のお菓子
- ファミリーパックサイズのチップス
- エナジーバー
このようなモノに関しては、殆どの場所で販売されていました。ただし値段はマチマチで、町に行く前に予め調査しておく方がよいです。多くの場合は、FarOutに立ち寄ったハイカーたちがコメントを残してくれています。
メキシコ国境Campoに行くまでに
僕は南から北に向かうハイカーでした。最初のリサプライタウンは大都会のサンディエゴです。この街は、コンビニは沢山ありました。一方でスーパーは近場では一つしかなく、そこでリサプライをすることになりました。僕が利用したのは、ラルフズになります。
このスーパーは基本的には地元の方向けです。僕が行った時には、maruchanなどの安いラーメンがなく、少しだけ割高なリサプライになりました。
ガス缶はコンビニにはなかったからREIへ
PCTのトレイルヘッドに立つ前にガス缶は購入しておきましょう。日本から持ってくることはできません。そのため、現地でREIなどのアウトドアショップで購入する必要があります。半日ほど、サンディエゴ内のコンビニを渡り歩きましたが、僕はゲットできませんでした。
サンディエゴで購入できない場合、最初の街ジュリアンまではガスのないコールドソークになります。ジュリアンまでは、平均的に4日ほどかかります。運が良ければ、モレナ湖でもらえるかもしれません。
5日分は持つようにすると良い
最初は毎日何maile歩けるのか不明です。そのため、5日分くらいの食料を買ついでキャンプ場に向かうと良いでしょう。スタート地のキャンプ場では朝ご飯の提供はありますが、夕飯は自分で用意する必要がありました。ここにもハイカーボックスがあります。僕はハイカーボックスから食料を調達しました。
日本からの持ち込みに関して
日本から食料を送ることも可能です。日本に友人や奥さんがいれば、お願いすると良いでしょう。僕のようにどちらも居ない場合は、基本的にサンディエゴの郵便局に送っておくことになるでしょう。そのほか、KMSには多くのハイカーがベアキャニスターを送っています。その中に食料を詰めて送ることも可能です。
アメリカリサプライのアドバイス
実際に自分がアメリカでリサプライをする時に買っていたものを小分けに紹介していきます。リサプライをする際の参考になれば幸いです。

PCTで食べていた主食
アメリカハイキングでの主食は「袋ラーメン」でした。これは、リサプライで町に立ち寄ると必ず購入していました。時点で、トルティーヤです。日持ちがするし、適当に味付けして食べればいいので簡単です。主食としてはこの二つがメインで補給しており、その他にマッシュポテトなどがあります。
袋ラーメン
メインは、「Maruchan」と「Top」です。この二つのラーメンが圧倒的に安いです。基本的には、二袋で1$を目安に購入していました。5袋入りで、2.5$くらいになります。ショップによっては、40$以内で購入できますし、ワンダラーショップに行くと5袋1.6$で購入出来ていました。
安価で圧倒的な入手性を誇りました。何より、味も多くて飽きない………わけでもなく。正直美味しくはないです。そのため、飽きないですが、味には期待しないようにしましょう。ラーメンの最低限の体裁を保っていればヨシです。
カップラーメン
僕からしたら高級品。近年の日本同様高価な食べ物で、一カップで2$から3$くらいしていた記憶があります。持ち運びをするには、中身をすべてジップロックに出して、粉々に砕いて運搬します。お湯を入れるだけで完成するし、味の完成度も高くて余裕のある人にはお勧めです。日本のカップラーメンを手に入れることもあります。
トルティーヤ
トルティーヤはどこでも購入できる商品で、正直助かります。これが無ければ僕の食生活は、三食ラーメンでした。一枚100kcal程度のカロリー量を誇り、10枚入りで6$以内を目安に購入していました。こればかりは、なかなかハイカーボックスでもお目にかかれません。(あっても消費期限きれている使いかけとか………)
日本ではあまりなじみのないトルティーヤですが、アメリカでは一般的らしいです。なんでも、適当に巻いて食うだけというのが、簡単で良いのだそうです。激しく同意しました。
インスタントライス
ミニッツライスというのが有名なのだそうです。日本で言う尾西ライスと同じようなもので、水やお湯で戻して食します。様々な種類があるようですが、このミニッツライスが一番おいしくて良いらしいです。少しだけ頂き食べましたが、十分美味しく毎日食べられるレベルでした。
廉価版も食べられなくはない
店の店員さんに話を聞き込んだり、ハイカーに聞いたりして廉価版を幾つか購入しました。ミニッツライスよりは戻すのに時間がかかるし、僅かに芯が残ってしまいます。また、味が微妙に悪く、お米の中に含まれる雑味が多いように感じました。食べる際は、ラーメンのスープで無理やり雑炊にしていました。
マッシュポテト
言わずと知れたラーメンボムの金字塔。マッシュポテトは、正直どのメーカー、ブランドを購入しても大丈夫でしょう。ただ、僕は一度腹を下したのでしばらくは我慢していました。山の上で腹痛は辛かったです。ここら辺は商品との相性もあるのだと思っています。
マッシュポテトは、大手商品店のプライベートブランドで買うか、IDAHOANが有名です。一食に一袋食べていました。
シリアル
朝食を暫くはシリアルにしていた時期があります。3週間くらいはシリアル朝食でしたが、腹持ちが微妙です。それと、食べた気がしないし最終的に粉になるので止めました。行動食にしても、今度は喉が渇いてしまった経験があり、アメリカの妙な甘さが気になります。ドライミルクを持ち春けばいいのですが、値段の関係で諦めてしまいました。
実はシリアルを食べるハイカーは多い
シリアルを朝食にしているハイカーは、多く居ました。トレイル上で交換し合い、どのシリアルが美味しいのか談義をします。安いシリアルはやはりダメらしいです。パーティーサイズで安いと4$くらいで購入していました。
オーツ
オーツを食べていた時期もあります。友人に朝食用オーツの作り方を教えてもらいました。ハイシエラはこれを朝食にして食べていましたが、腹持ち良好でビタミン豊富。カロリー面も抜群のいい感じでしたが、快便になりすぎて困ったので食べるのを止めました。妙にお腹の調子が良くて、逆に困ります。オーツは安価で購入できるし、自分の使い方次第でどのようにでも使うことができます。
無難に、クエーカーのオーツが一番おいしく感じました。癖がなかったからです。安いものは、水やミルクでふやかしても芯が残るし、変な苦みを感じました。味付きのモノもありますが、むしろ邪魔に感じ、自分には向きませんでした。
PCT用オーツブレックファースト
僕が友人に教えてもらい、実際に利用していた朝食用のブレックファーストです。
- オーツ
- ドライミルク
- チップチョコ(M&Mなど溶けないものを推奨)
- バナナチップ
- グランベリー
- ドライマンゴー
- パイナップル
これを混ぜ混ぜして、食べます。一日4食食べる計算で作っていました。ピーナッツが入ることを気にしないのであれば、トレイルミックスとオーツを混ぜればいいです。まぁ、そこまで来るとエナジーバーと何が違うのか分かりませんが。ただ、ピーナッツをドライミルクで食べるのは、アリですが違和感はありました。
PCTで利用していた行動食
次に、自分が実際に利用していた行動食を紹介します。いろんなものを食べて実験しましたが、これらが一番印象的です。アメリカでは、クリフバーが一番入手性の良いエナジーバーでした。
- エナジーバー
- グミ
- キャンディー
- チップス
- 果物
- トレイルミックス
このようなモノを、メインで食べていました。
クリフバー
何処でも購入できる、PCTでは必須級のエナジーバー。クリフバーはハイカーを救う。多くの町で、2$程度で販売されていたように思います。3$以上する場合は、別のものに置き換えると良いでしょう。箱買いすると、微妙に安いです。これを朝食にしている人もいましたが、空腹にあえいでいて大変そうでした。
一本で200kcal程度を摂取できるのは良いが、高価なこともありあまり購入しませんでした。南カリフォルニアではエース級の活躍をしていたのは事実です。しかし、シエラ以降の区間では食事を見直した結果、優先度は低くなりザックの底に眠ってしまいました。
LaLaバー
クリフバーよりも安価で、ちょっと入手性が悪いエナジーバーです。購入できる場所は限られているし、クリフバーよりも高い場合があります。稀にハイカーボックスに落ちていて、広い食いをしていました。多くの所で、2$未満で購入できます。安売りをしてる場合は、1$程度で購入したこともありました。
クリフバーよりもカロリー量は少ないですが、味が良くて種類が多い印象です。安いエナジーバーの中では、個人的に高評価でした。チョコレートやTRAILMIX味など、食べやすくなじみ深いものがラインナップされているのが良いです。
グミ
僕は無類のグミ好きです。だから、ハイカーボックスにあるグミは全部回収していました。正直、あまり美味しくないグミもありますが、食べるしかない。個人的には、安心安全のハリボーが好きです。
- ハリボー
- NeRds
- SOUR PATCH
- Twizzlers
因みに、Twizzlersは様々なトレイルエンジェルで目撃したが超絶不人気だった。用意している側も、「一本食べたらいい方だね」と言っていたので納得だ。アメリカでは有名なグミらしいが、パサパサしているし科学的な味がする。
ポテトチップス
日本でもアメリカでもポテチは最高だ。カルビーノポテチと同じくらい美味しいです。有名なのは、レイズのポテチだが、4$以上するので購入するときは勇気が必要でした。アメリカのポテチは、日本のLサイズが標準のように感じた。でも半分は空気なのは一緒だ。
味も種類が多くて助かるし、行動食として考えると粉々になるのが問題くらいですね。それ以外に問題はありません。個人的には、ビネガー味が好みに感じました。疲れた体では、薄塩味では満足できません。
トルティーヤチップス
ドリトスをはじめとして、様々なモノが販売されています。トルティーヤチップスは濃い味付けに、乾燥している本体。そして後味に感じるトウモロコシと、完璧にこちらの水分を奪いに来ていると思います。モハーベ砂漠で食べていた時は、思わず殺意を覚えてしまった。乾燥し過ぎであるので注意しましょう。
値段の割に高カロリーで販売されている事が多いです。ドリトスは4$位することもありますが、安価なものは、2.99$で一律販売されていることもあります。僕は、ライム味が好きでした。
チョコレート菓子
チョコレート系のお菓子は、M&M’sのみ僕は食べていました。そのほかのチョコレートは詳しくないです。というのも、もともとチョコレートを食べる事が苦手だったからです。あまり好んで食べる事はありません。ロングトレイルで利用するのであれば、コーティング系のチョコレートを選ぶと良いでしょう。溶けてベッタベタになると、処理が面倒です。
オレオ
オレオは良く持ち歩いていました。味は日本のオレオと同じで、高カロリーで美味しいやつでした。ただ、オレオを持ち運ぶ際に注意するのは砕かない事です。僕はオレオを砕いて持ち運ぶことになり、かなり後悔しました。ジップロックの内側にべっとりとこびり付いたクリームは、なかなか取れませんし、目に見えてしまう分悲しいです。
フルーツ
ドライフルーツを持ち歩いて、暇つぶしに食べていました。日本よりも安価に大容量で帰る印象がありました。食べていたのは、入手性の問題で、バナナ、マンゴー、グランベリーになります。この辺りは入手しやすいですね。特に、バナナやグランベリーは2$程度で購入できます。マンゴーは割高でした。
トレイルミックス
トレイルミックスの相場は、100gで1$程度で考えていました。そのため、僕が購入する際には、6$位をめどに、安いか高いかを判断しています。値段以外にも、味やフルーツの配合量、チョコレートの有無など、さまざまな種類がありました。僕は安さ優先ですが、好みのトレイルミックスを探す、というのをしても面白いかもしれません。
調味料などに関して
調味料に関しては、僕は持ち歩いている方だったと思います。無意味なカロリー追加はしませんが、味付けになるのはアリです。
- 小袋マヨネーズ
- 小袋ケチャップ
- 小袋マスタード
- 小袋塩コショウ
- 小袋BBQソース
- 小袋チリソース
- 小袋タコスソース
- 使わなかったラーメンスープの素
ラーメンのスープが余るのは、一食で二袋たべていたからです。それと、ワンダラーショップで購入すると、10袋全部ビーフ味、チキン味という地獄が訪れます。その対策で、チリ味やシュリンプ味などを取っておきました。割と、小袋系のモノはハイカーボックスに投げてあるので、歩いていれば無限に増えていきます。トルティーヤにご利用ください。
たんぱく質の摂取に関して
タンパク質は、ピーナッツ、サラミ、ペパロニ、ハム、ツナから摂取していました。ツナを一番多く利用していたと思います。一袋2$程度で購入できます。安い所で、1$でした。1$で購入できるところで買いだめすることもありです。10袋以上持って歩いたこともあります。重いです。
他の手段としては、ペパロニもお勧めです。腐るかと思ったのですが、一週間くらいであれば腐らずに腹痛を起こすことなく持ち運びできました。乾燥区間だったことも影響しているかもしれません。ハムは、あまり長持ちしないイメージです。
まとめ
今回は、PCTで実際にリサプライをする時に利用していた食料を紹介しました。僕の場合は、「安価に大量に食う」がモットーでした。工夫次第では、もっと効率の良いリサプライができると思います。
今回記載している値段に関しては、あくまで参考値にしてください。僕が覚えている範囲で記載していますが、実際には大きく異なることもあると思います。
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