モンベルネックゲーターがおすすめ|100日間使用しレビューしてみた

レビュー

モンベルのトレールマルチチューブゲーターは、夏登山やロングトレイルでかなり使いやすいネックゲーターです。僕はPCTで100日以上使いましたが、首の日焼け対策、耳の保護、帽子の固定、砂塵よけまで1枚でこなせました。この記事では、実際に酷使してわかったメリット・デメリット・使い方をまとめます。

PCT4200km歩いた僕は今でもネックゲイターを買うだろう

結論から言えば、夏登山・縦走・ロングトレイルを歩く人なら今でも購入します。モンベルのモノは、価格はBUFFより安く、ワークマンより耐久性や快適性が高く、長期間使えるネックゲイターでした。個人的には買いです。

圧倒的コスパを誇る一品で、夏から冬までどこでも使えます。個人的に他社と比較した感じは下記の表のようになります。

製品重量UV防寒デザイン夏向き多用途コスパ
トレールマルチチューブゲーター47g
Buff Original40g前後×
ワークマン ICE ARMOUR50g前後×

このような印象を持っています。ワークマンのモノは、もう少し汗に強いと夏でも快適に使える印象ですね。防寒性能に関しては、どれも特にない印象です。

使用した環境に関して

僕がおすすめするモンベルのネックゲイターは次のような形で酷使しております。

  • 使用日数:約150日
  • 使用距離:約5200km
  • 洗濯回数:約60回
  • 乾燥機使用:10回以上
  • 使用温度帯:-10℃〜約50℃
  • 使用地域:
    • カリフォルニア砂漠
    • シエラ雪山
    • オレゴン森林帯
    • ワシントン
    • 日本のお遍路
    • 日本アルプス縦走

様々な場所と地域で使用してきました。想定以上にかなり使い込んでおります。

他の競合他社との比較をしてみて

ワークマンとBUFF、モンベルのネックゲイターを比較してみて感じたのは、ワークマンはお勧めできないという事でした。600円程度という事で正直コスパは十分以上にあると思います。ただ、登山で長期間使用するとなると、スペック不足が否めない感じでした。

一方で、BUFFは長く使っても大満足の逸品です。ただ、値段が高い事が難点ですね。個性は出せるのですが、その分課金が必要な印象です。

ワークマンとモンベルのネックゲイターの比較

ワークマンのネックゲイターと比較すると、登山用途ではモンベルの方が完成度は高いと感じました。

ワークマンは価格が安く、街使いや軽いウォーキングには十分な性能があります。一方で、汗を大量にかく登山では乾きやすさや長時間着用したときの快適性に差を感じました。

また、PCTのように毎日使い続ける環境では耐久性にも不安があります。実際にモンベルは100日以上使用しても糸のほつれはなく、生地が少し伸びた程度で性能は維持されていました。

低山の日帰りならワークマンでも十分ですが、縦走登山やロングトレイルならモンベルを選びます。

BUFFとモンベルのネックゲイターの比較

BUFFは世界中の登山者やトレイルランナーが使用している定番ブランドです。実際に使った印象では、基本性能はモンベルとほとんど変わりませんでした。

UVカット性能についても、国内の登山で使用した限りでは、どちらも首や耳の日焼けを十分防いでくれました。

一番大きな違いはデザインです。BUFFは柄やカラーが非常に豊富で、ファッション性を重視する人には魅力があります。

一方、モンベルは価格が比較的安く、日本国内では購入しやすい点がメリットです。

性能で選ぶなら互角ですが、コストパフォーマンスを重視するならモンベルがおすすめです。

なぜ必要なのか?

ネックゲイターがあれば「フーディで被る」問題が減り、ファッションとしても有用です。登山的には、首元から頭にかけての日焼け対策になり、帽子やうっとおしい髪を纏める事も可能です。いざとなれば、マスクのように使用することもできます。

一つで何役もこなせる万能な登山道具でありながら、様々なデザインがあり安価に入手できることからお勧めしています。真冬に使用するのであれば、ネックウォーマーとの併用も可能です。

トレールマルチチューブゲーターはどんな人向け?

結論から言うと、この製品は軽さと汎用性を重視する人に向いています。特に、夏の登山、ロングトレイル、風が強い稜線歩き、日差しの強い場所での行動に相性がいいです。モンベル公式でも春から秋の使用に適したネックゲーターとして案内されています。

逆に、厳冬期の強い防寒を最優先したい人には向きません。防寒専用のネックウォーマーよりは薄く、快適さと多用途性を優先した道具だからです。

トレールマルチチューブゲーターの特徴

トレールマルチチューブゲーターは、制菌効果と吸水拡散性を備えたストレッチ性の高いネックゲーターです。光触媒効果による消臭機能もあり、汗をかきやすい季節でもにおいを気にしにくいのが強みです。平均重量は47gで、かなり軽量です。

また、紫外線遮へい率は90%以上と案内されており、首まわりの日焼け対策にも使いやすい設計です。キャップやヘッドバンドとしても使えるため、1枚で用途を広げやすいのも特徴です。

ネックゲーターは本当に必要か?

ネックゲーターに与えられている主な機能は次のようなものです。

  • UVカット
  • 速乾吸収
  • 防塵
  • 防風
  • 防寒

このような機能が一般的に与えられています。特に、UVカットは搭載されているモデルが多いです。僕は、ネックゲイターをしうして、首周りと耳周りの日焼け対策をしていました。かなり防いでくれるため、夏でも日焼けで困りません。

実際にトレールマルチチューブゲーターを使った感想

僕がこのネックゲーターを長期間使った理由はシンプルです。首周りのUVカットをしたかったこと、帽子が風で飛ばないようにしたかったこと、防寒、耳の保護、暑さ対策、マスク代わりの用途があったからです。特にロングトレイルでは、1枚で複数の役割を果たす道具はかなり重宝します。

カリフォルニアのような乾いた暑さでは、肌をむき出しにするよりも、直射日光を避けた方が快適な場面が多くありました。実際、肌が弱く日焼けで荒れやすい僕でも、これを使うことで過度な日焼けをかなり避けられました。

モンベルのサイズ感は?

僕が使用した感じでは、頭囲が60cm程度の人であれば強い締め付けを感じることなく使用できます。ゴムのように伸びる生地ではありますが、激しく締め付けて来るようなことはありませんでした。使用している間に伸びてしまう問題はありますが、締め付けられて頭が痛く感じる事はないです。

また、ズレ落ちて不便を感じる事も殆どありませんでした。サイズが伸びてしまった今は掛け方を間違えると少しだけズレるのですが、登山の行動を邪魔するほどではありません。

トレールマルチチューブゲーターのレビュー

自分が酷使したトレールマルチチューブゲーターのレビューをしていきます。今回紹介するトレールマルチチューブゲーターは、個人的には何時でも着用できるため、お勧めです。

トレールマルチチューブゲーターを選んだ理由

冗談抜きで、PCT130日の間で100日以上着用していました。このネックゲイターを酷使した理由は、次のようなものです。

  • 首周りのUVカットをしたかった
  • 帽子が爆風で吹き飛ばないようにする
  • 防寒対策
  • 耳を守る
  • 暑さ対策
  • マスクの代わり

このような理由で常に着用しました。カリフォルニアで40度を超える時や直射日光で服越しに日焼けしている時も、やはり着用していました。

トレールマルチチューブゲーターのメリット

多種多様な使い方ができて、しっかりとしたUVカットが行える。これが一番の理由で、僕はモンベルのトレールマルチチューブゲイターを使用し続けました。一枚に布切れだというのに、様々な使い方で、多様な環境に適応できるというのはロングトレイルを行う上でとても優秀なアイテムとなりました。

特に、砂漠地帯を歩く際には日焼け対策以外にも乾燥対策としても非常に便利でした。40度を超えるような世界を何時間も歩き続ける時に、とても助けてもらいました。

1. 1枚で使い方が多い

首に巻く、耳まで覆う、頭に巻く、口元を覆うなど、用途の幅が広いです。モンベル公式でもキャップやヘッドバンドとして使えるとされています。僕は常に首を守る為に使用していましたが、帽子が飛ぶのを防止したり、マスクにしたりと使い幅が広いです。公式で紹介されている方法以外にも、アイデア次第で様々な使い道がありそうですね。

2. 夏でも使いやすい

厚すぎないため、春から秋の行動時に使いやすいです。一般的に、夏のネックゲーターは通気性や速乾性が重視されますが、この製品はその方向性に合っています。僕が砂漠地帯や森の中を歩いている時も、常に着用していました。シエラでの残雪期の中でも、耳を保護する目的で着用しており、スリーシーズン様々な山で利用できる装備です。

特に、夏場は活躍の場が広いでしょう。標高が低い間はただのネックゲイターやマスク替わりに、森林限界が近くなれば風除けや帽子が飛ぶのを避ける為に利用できます。標高が3000m級の山々でも、朝晩の冷え込み対策から日中の日焼け防止まで活躍間違いなしです。

3. 帽子の固定に使える

僕は8割くらい、この用途で使っていました。強風時に帽子が飛ばないように押さえつつ、耳も守れるので、ロングトレイルではかなり実用的です。帽子を風で飛ばないタイプに変更する方法もありますが、アジャスター部分が破損しやすい為製品を検討する必要があります。顎紐活用も考えられますが、個人的に顎紐系は嫌いです。

ネックゲイターで帽子を固定すると耳も覆える為、耳の日焼け防止にもなります。稜線上で強風にあおられてバランスを崩しそうになっても、帽子の心配をしなくて両手でトレッキングポールを持って歩けました。これは大きなメリットで、安全にササっと歩いて行けます。

4. 長期使用でも実用性が落ちにくい

100日以上使って多少伸びましたが、それでも機能面ではまだ十分使えました。お遍路を歩き終えて、通算150日くらい使用した段階で、1cmほど伸びてしまいました。乾燥機などに何も気にせずに入れていたことも、影響しているのかもしれません。

雑に扱っても極端に壊れなかったので、道具としての安心感があります。速乾吸収性と伸縮性、UVに関しては今でも健在だと思っています。

トレールマルチチューブゲーターのデメリット

デメリットとしては、多少の熱のこもりがあることです。そのほか、次のようなものがあります。

  • 目元まで覆うと完全に不審者
  • 口を覆うと呼吸が難しい
  • 徐々に伸びて来る(100日使ってもまだまだイケル)
  • 意外と失くす
  • 汗をかいてくると、熱が籠る
  • 無風でマスク替わりに使うと、息苦しいだけではなく暑い
  • 首周りに若干熱のこもりを感じる
  • 厳冬期の防寒性能は不足

僕の場合は何も考えずに乾燥機などに入れていましたが、故障はしていません。1cmほど上部が伸びてしまいましたが、それでもまだ帽子は押さえられるし、吸水性速乾性は落ちていないと思います。

マスクとしてはぶ厚い

マスク用途として使うには少し分厚いです。なだらかな登りを登っていても息切れしますし、きつい登りを着用したまま登るのは難しいでしょう。焼け跡を歩く際は基本的にマスクのようにしていましたが、息苦しさを感じることもありました。

失くしやすいので管理が大変

常に首に巻いているからか、「今巻いているのか?」を意識しなければなりません。不思議なもので、あってもなくても、大きな違和感がないのです。忘れていても気が付かないし、着用していても違和感がない。これは大きなメリットのようで、洗濯機の中に忘れている事に気が付かないこともあり得る、デメリットでした。川沿いに忘れたり、外してザックの上に置いた事を忘れたりと、いろんなところで失くしそうになりました。

徐々に伸びて来る

約半年間使い続けるだけではなく、更に乾燥機に入れる。そのような使い方をするのは、ロングトレイルならではな事です。そんな使い方をしても、「伸びてきただけ」で済んでいるのは大きなメリットです。ただ、伸びてくるという事実は変わらないので、一応デメリットに換算しておきました。

個人的には十二分な強度を持ってるように感じてはいます。しかし、メンテナンスの仕方次第では更に状況が悪化することも考えられます。

トレールマルチチューブゲーターの使い方

簡単にですが、僕がしていた使い方を紹介していきます。僕の場合は、8割が帽子が飛ばないように、頭半分覆い隠すように利用していました。口元などを覆うのは、焼け跡を歩くときなどです。そのほか、気分次第で帽子代わりにしたこともあります。首周りを覆い続けている事が多いですが、やはり必要に応じて使い方を変更するのは大事でしょう。

ロングトレイルならではの使い方としては、ヒッチハイクの目印として利用したことがあります。PCTバンダナを取り出すのが面倒で、ネックゲイターを目印に活用しました。紫色は良く目立ちます。

首元に巻く

風が吹かない場所や、耳の日焼けを気にしなくていい所で利用するやり方です。ネックゲイターをダボっとさせたまま、首元で保持します。ネックゲイターには一番負荷のかからない状況です。首元の汗が多い時には少し熱のこもりが気になりました。

帽子が飛ばないようにする/耳を守る

一番利用していた方法です。これで帽子が飛んで行かず、耳も保護することができました。特に、耳が完全にすっぽりと覆われます。これにより、耳を日焼けだけではなく雨風から保護することもできます。雹や雪の中を歩くこともあり、非常に心強く感じました。厳冬期登山では少し心もとなく感じますが、ロングトレイルでは強い味方になってくれます。

頭に巻く(ヘッドバンド)

PCTを歩き終わりヒッチハイク旅をしている時は、頭に巻いていました。髪が長くなると鬱陶しいからです。帽子のように着用してもいいと思います。首元に巻いている時と同じで、生地が余り気味で頭の巻いている部分に、熱のこもりを実感します。

個人的にこのヘッドバンドにした方が絶妙にダサくて好きです。

マスク替わりに使う

焼け跡を歩く、砂漠を歩くときにはこれでした。鼻頭に引っ掛けて、後は帽子を飛ばさないように頭頂部まで覆うスタイルです。これで呼吸をしてると、直ぐに灰で真っ黒になりますがそれだけフィルタ出来ている証拠です。新鮮な焼け跡は、足元や衣服だけではなく顔元まで舞い上がるため、このような対策をした方がいいでしょう。体調不良にならずに歩けた一つの要因だと思っています。

100日以上使って分かった耐久性と劣化

酷使したため、手入れをする必要がありました。僕個人の結果ですが、下記のような状況まで悪化していました。

  • 匂いがしみついて取れない
  • 帽子に被せていた部分は少し日焼けして色あせている。
  • 1cmほど伸びた為、少し首元が緩い
  • 汗をかき始めた頃は、首元が少し気持ち悪い

このようなモノが、弊害として存在しています。匂いに関しては何度も洗濯をすることで取れましたが、それ以外に関しては買い替えしないと残ってしまっています。

劣化しなくて驚いたところ

個人的な驚きとしては、「糸のほつれ」や「性能劣化」がなく、快適にまだまだ使用できることですね。PCTだけで100日以上、お遍路を含めると約150日使用しました。乾燥機にも何度も入れましたが、糸のほつれや縫製の破損は確認できませんでした。

生地は約1cmほど伸びましたが、UVカットや吸汗速乾性は今でも十分実用レベルです。性能的にはほぼ劣化していない所が、大変優れているなと思います。

まとめ

トレールマルチチューブゲーターは、軽さと汎用性を重視する人に向いた1枚です。春から秋の登山やロングトレイルでは特に使いやすく、日焼け対策や帽子固定に強みがあります。反対に、厳冬期の防寒を目的にするなら、もっと保温性の高いモデルを選んだ方が満足しやすいです。

こんな人におすすめ

  • 夏登山で首や耳の日焼けを防ぎたい人。
  • ロングトレイルで1枚多用途に使いたい人。
  • 帽子が風で飛びやすい人。
  • 軽量で扱いやすいネックゲーターを探している人。
  • 乾いた暑さの環境で行動することが多い人。

逆に向かない人

  • 真冬の防寒を最優先したい人。
  • 口元まで覆って長時間使いたい人。
  • 厚手で包み込むような保温性を求める人。

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