ALTRA OLYMPUS 5を約720km使用後のレビュー|耐久性に課題もあった

レビュー
この記事は約33分で読めます。

PCT(パシフィック・クレスト・トレイル)では、HOKA スピードゴート6の前には、ALTRA OLYMPUS 5(アルトラ オリンパス5)を使用していました。南カリフォルニアエリアを、この靴(ALTRA OLYMPUS 5)二足で乗り越えました。

実際にロングトレイルで使ってみて強く感じたのは、「長距離を歩くための快適性はかなり高い。一方で、ロングトレイルでの耐久性には不満が残った」ということでした。

特に印象に残っているのが、広いトゥボックスとクッション性です。毎日30〜40kmほど歩くPCTでは、足への負担をできるだけ減らしたい。その点では、OLYMPUS 5は非常に頼りになるシューズでした。

一方で、長距離を歩き続けるにつれてアッパーやアウトソールの劣化が進み、最終的には親指の付け根部分に大きな穴が開きました。

これからALTRA OLYMPUS シリーズの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。下記リンクは現行モデルになります。

  1. ALTRA OLYMPUS 5を約720km使用した結論
    1. OLYMPUS 5をPCTで使った理由
      1. OLYMPUS 5で歩いた環境
      2. 約20〜30kgの荷物を背負って使用
  2. OLYMPUS 5を実際に使って感じた評価
    1. 結論
  3. 実際に使って分かったデメリットと耐久性
    1. 実際に使用して分かったこと
      1. 約100kmで感じたクッションの変化
      2. 約350kmで劣化が目立ち始める
      3. 約600kmでアッパーの破損が大きくなる
      4. 最後まで歩けたが、安心して使える状態ではなかった
    2. OLYMPUS 5で一番困ったのは「親指の穴」
      1. かかとの靴擦れも気になった
      2. 足指の付け根にもダメージが出た
    3. OLYMPUS 5のメリット
      1. クッション性が高い
    4. 足先が広くて窮屈になりにくい
    5. 舗装路でも歩きやすい
    6. OLYMPUS 5のデメリット
    7. ゼロドロップは慣らし履きをおすすめする
    8. OLYMPUS 5は幅広の足に合いやすい
    9. サイズ選びはロングトレイルほど慎重に
    10. OLYMPUS 5はどんな人におすすめ?
  4. OLYMPUS 5はロングトレイルで何km使える?
    1. HOKA スピードゴート6との違い
  5. ALTRA OLYMPUS 5の口コミ・評判
    1. 良い口コミ
        1. クッション性能は良い
        2. グリップ性能が高い
        3. 足先が広いつくりで楽
    2. 気になる口コミ
        1. 耐久性には問題があるのか?
      1. ゼロドロップは人を選ぶ
  6. よくある質問(FAQ)
    1. ALTRA OLYMPUS 5は登山でも使えますか?
    2. ALTRA OLYMPUS 5は幅広の足にも合いますか?
    3. 幅広の足でも履ける?
    4. OLYMPUS 5はロングトレイルに向いている?
    5. ゼロドロップは初心者でも履ける?
    6. HOKA スピードゴート6とどちらがおすすめですか?
  7. まとめ|ALTRA OLYMPUS 5は歩きやすさを重視する人におすすめ

ALTRA OLYMPUS 5を約720km使用した結論

結論から言うと、僕にとってOLYMPUS 5は、「長距離を快適に歩くための性能には満足したが、PCTのような過酷な環境では耐久性が気になったシューズ」でした。

特に気に入っていたのは、以下の3点です。

  • 足先に余裕があり、長時間歩いても窮屈になりにくい
  • 厚みのあるクッションで足裏への衝撃を抑えやすい
  • トレイルだけでなく舗装路も歩きやすい

一方で、長期間使用するとアッパーの劣化が進み、最終的には親指の付け根部分に穴が開きました。

僕の場合は約720kmでこの状態になったため、PCTのように毎日30〜40km歩く環境では、途中でシューズを交換することを考えておいた方が安心だと感じました。ただし、これはあくまで僕の使用環境での結果です。

約20〜30kgの荷物を背負い、砂漠や岩場、雪、舗装路などを毎日歩いたため、一般的な日帰り登山やハイキングと同じ条件ではありません。

そのため、「OLYMPUS 5は720kmしか持たない」という意味ではありません。この記事では、あくまで「僕がPCTで約720km使ったところ、どのように劣化したのか」として読んでください。

OLYMPUS 5をPCTで使った理由

僕がOLYMPUS 5を選んだ大きな理由は、PCTを歩く際のアメリカ国内での入手性でした。PCTでは数か月にわたって歩き続けるため、シューズを途中で交換する可能性があります。日本から何足も持っていくより、現地で購入しやすいブランドを選んだ方が都合が良い。

その中でALTRAを選び、実際に履いて歩いてみることにしました。これが僕にとって初めてのALTRAでした。最初はゼロドロップ独特の感覚に少し違和感がありましたが、歩き続けるうちに足には馴染んでいきました。

結果として、南カリフォルニアを歩くシューズとしてはかなり気に入って使うことができました

OLYMPUS 5で歩いた環境

PCTで歩いた環境は、一般的な日帰り登山とはかなり異なります。

  • 砂漠地帯
  • 砂地
  • 岩場
  • ザレ場
  • 森林
  • 雪
  • 林道
  • 舗装路

特に南カリフォルニアでは、砂や細かな粒子が靴の中に入りやすい環境でした。また、舗装路もかなり歩きました。OLYMPUS 5はトレイルランニングシューズですが、舗装路でも意外と歩きやすかったのが印象に残っています。

PCTでは街へ補給に出ることもあります。そのままシューズを履いて街中を歩くことになりますが、僕は特に大きな違和感を感じませんでした。「トレイル専用だから舗装路では歩きにくい」という印象はありませんでした。

約20〜30kgの荷物を背負って使用

僕の場合、PCTを歩くときの荷物はかなり重くなっていました。ベースウェイトだけで約13kgあり、そこへ水や食料を加えます。区間によって必要な水や食料の量が変わるため、実際の重量は一定ではありません。

特に砂漠地帯では水を多く持つ必要があり、食料も数日分持ち歩くことがあります。そのため、荷物が20kgを超えることもありました。こうした状態で毎日長距離を歩いたことを考えると、OLYMPUS 5にはかなり大きな負荷をかけていたと思います。

もちろん、一般的な日帰り登山で同じ重量を背負う必要はありません。そのため、僕の使用環境はOLYMPUS 5にとってかなり過酷だったと考えています。

OLYMPUS 5を実際に使って感じた評価

僕が実際に使った感覚をまとめると、以下のようになります。

項目評価感想
クッション性★★★★★長時間歩いても足裏が楽
グリップ★★★★★様々な路面で安心感があった
フィット感★★★★☆足先が広く、長時間歩きやすい
耐久性★★★☆☆ロングトレイルでは劣化が気になった
舗装路★★★★★街歩きでも使いやすかった

この評価は、あくまで僕がPCTで実際に使用したときの個人的な感想です。特にクッション性とグリップについては、最後まで大きな不満を感じませんでした。

一方で、耐久性については評価を下げています。これは一般的な登山で短期間使用した場合ではなく、PCTで長期間使い続けた結果です。

結論

個人的には、「歩きやすさは最高クラス。ただし長距離では耐久性を理解した上で選びたい靴」という評価です。この靴をPCTで5足か7足くらいで考えているというハイカーも少なくありません。費用面で、ローンピークに履き替えする人もいました。

日本の一般登山であれば十分長持ちすると思いますが、ロングトレイルのような数か月歩き続ける環境では、やや寿命が短く感じました。

リンク

実際に使って分かったデメリットと耐久性

ここからは、約450mile(約720km)歩いたからこそ分かったデメリットを紹介します。日帰り登山では気にならない部分でも、ロングトレイルでは毎日何十kmも歩くため、小さな欠点が徐々に大きな問題へ変わっていきます。

実際に使用して分かったこと

オリンパス5は非常に完成度の高いシューズですが、「万能」というわけではありませんでした。ゼロドロップシューズの効力は不明でしたが、歩きやすい靴であることは間違いないなという感覚です。重たい荷物でもしっかりと、足を守り支えてくれた印象があります。

約100kmで感じたクッションの変化

OLYMPUS 5を履いて歩き始めてしばらくすると、クッションの変化を感じるようになりました。100km程度歩いた頃には、購入直後と比べて少しクッションが落ち着いたように感じます。

当時はまだPCTを歩き始めたばかりだったので、「このくらいのクッションなら、かなり歩きやすいな」という印象でした。アウトソールの摩耗も少なく、グリップにも特に不満はありません。

雨の日やガレ場でも、足元に不安を感じる場面はほとんどありませんでした。僕にとっては、この頃がOLYMPUS 5を最も快適に感じた時期です。

約350kmで劣化が目立ち始める

350kmほど歩いた頃から、少しずつシューズの劣化が目立つようになりました。アウトソールにも摩耗が見られるようになり、クッションも新品の頃とは明らかに違います。

特に気になったのがアッパーです。400km前後になると、両足の親指の付け根付近に大きな傷ができ始めました。最初は小さな傷でした。

しかし、毎日歩き続けているうちに徐々に広がっていきます。この時点ではまだ普通に歩くことができました。

グリップについても、大きな不安を感じることはありませんでした。ただ、「このシューズはあとどれくらい持つのだろう」と考えるようになったのも、この頃です。毎日歩き終わりに靴の事を気にし始め、少しストレスに感じてもいました。

約600kmでアッパーの破損が大きくなる

600kmを超えた頃になると、シューズの劣化をはっきり感じるようになりました。特に大きかったのが、親指の付け根部分に開いた穴です。最初は小さな破れでしたが、歩き続けることで徐々に大きくなっていきました。

最終的には指が入るほどの穴になり、さらに5cmほどの亀裂へと広がっていきました。そこでダクトテープを使って補修しながら歩くことにしました。しかし、PCTでは砂漠地帯を歩きます。

細かな砂や小石は、靴の小さな隙間からでも入ってきます。穴を塞いでも、完全に防ぐことはできませんでした。

  • 歩いている途中で靴の中に砂が入る。
  • 立ち止まって砂を出す。
  • また歩く。
  • しばらくすると、また砂が入る。

この繰り返しをしながら歩き続けます。シューズそのものが完全に使えなくなったわけではありません。それでも、毎日何十kmも歩く環境では、この小さな問題がかなり大きなストレスになりました。

最後まで歩けたが、安心して使える状態ではなかった

最終的に約450mile(約720km)ほど歩いた時点では、OLYMPUS 5はかなり劣化していました。グリップも新品の頃と比べて弱くなり、強く踏ん張ったときに滑るような感覚が出てきました。そして、親指部分の穴も大きくなっています。

テープで補修しているため、見た目もかなり厳しい状態です。それでも、完全に歩けなくなったわけではありません。ここは少し分けて考える必要があります。

「壊れたから歩けない」わけではないが、「安心して長距離を歩ける状態」でもない。

僕にとっては、この違いが大きかったです。

OLYMPUS 5で一番困ったのは「親指の穴」

ロングトレイルで一番困ったのは、ソールの摩耗よりもアッパーの破損でした。特に親指の付け根部分です。穴が開くと、そこから砂や小石が入ってきます。PCTの砂漠地帯では、これがかなり厄介でした。

長距離を歩いていると、砂をかきだすための小さな中断が積み重なります。さらに、靴の中に入った砂が足を擦るため、足指の付け根にもダメージが出るようになりました。これが常に刺激してくるようになると、大ダメージです。

僕の場合は、最終的に足の一部に傷ができ、歩くたびに痛みを感じることもありました。日に10km以上歩くと擦れて痛く、先に進めなくなりました。OLYMPUS 5そのものの問題だけではなく、シューズの劣化と砂の侵入、長時間歩行などが重なった結果だと思っています。

かかとの靴擦れも気になった

シューズを長期間使うにつれて、かかとのフィット感も変わっていきました。新品の頃は特に問題ありませんでしたが、シューズが柔らかくなるにつれて、足が内部で少し動くように感じました。

その結果、かかとが擦れやすくなりました。ロングトレイルでは、こうしたフィット感の変化も無視できません。新品のときに足に合っていたからといって、数百km歩いた後も同じ状態とは限らない。

僕がロングトレイルでシューズを選ぶとき、耐久性を気にするようになった理由の一つです。

足指の付け根にもダメージが出た

親指だけではなく、足指の付け根にも痛みが出るようになりました。靴の中へ入った砂が足を擦ったことに加えて、長距離歩行による負担も重なったのだと思います。

当時はInjinjiの5本指ソックスを使っていました。履き心地そのものには満足していましたが、この状況ではもう少し厚みのあるソックスを組み合わせても良かったかもしれません。

シューズだけでなく、シューズ+ソックス+足の状態まで含めて考える必要があると感じました。

OLYMPUS 5のメリット

ここまで耐久性についてかなり厳しく書いてきましたが、OLYMPUS 5の歩きやすさにはかなり満足しています。特に良かったのは次の3点です。

  • クッション性
  • 舗装路でも歩きやすい
  • 足先が広くて歩きやすい

このような事が大きなメリットのように感じています。

クッション性が高い

一番気に入っていたのがクッション性です。PCTでは毎日長距離を歩くため、足裏への負担をできるだけ減らしたい。

OLYMPUS 5は厚みのあるソールによって、岩や凹凸のある路面でも足裏への衝撃を抑えてくれました。もちろん、クッションの感じ方には個人差があります。僕の場合は、長時間歩くシューズとしてかなり快適でした。

足先が広くて窮屈になりにくい

ALTRAといえば、足先の広さも特徴です。長時間歩いていると足はむくみます。

朝は問題なかったシューズでも、夕方になると足先が窮屈になることがあります。その点、OLYMPUS 5は足指を動かせる余裕があり、僕には合っていました。

特に幅広の足で、一般的なシューズのつま先が窮屈に感じる人には、この形状は大きなメリットになると思います。

舗装路でも歩きやすい

意外だったのが舗装路での歩きやすさです。PCTではトレイルだけでなく、街まで歩いたり、補給のために舗装路を歩いたりすることがあります。

そのまま街歩きに使っても、僕は特に違和感を感じませんでした。PCTのような長距離では、トレイルと舗装路を一足でこなせることは大きなメリットです。

OLYMPUS 5のデメリット

一方で、僕が実際に使って感じたデメリットは以下です。

  • ロングトレイルではアッパーの劣化が気になった
  • 長期間使用するとクッションが変化する
  • ゼロドロップに慣れる必要がある
  • 足に合わない場合はサイズ選びが難しい
  • 長距離では途中交換を前提にした方が安心

中でも一番大きなデメリットは耐久性です。日帰り登山とPCTでは、シューズに求められる耐久性がまったく違います。

そのため、「OLYMPUS 5は耐久性が低い」と一概に判断するのではなく、自分がどれくらいの距離を歩くのかを基準に考えることをおすすめします。

ゼロドロップは慣らし履きをおすすめする

OLYMPUS 5を選ぶうえで、もう一つ注意したいのがゼロドロップです。ALTRAのシューズは、かかととつま先の高低差が少ない構造になっています。普段から一般的なランニングシューズや登山靴を履いている人の場合、最初は歩き方や足の使い方に違和感を覚えることがあります。

僕自身、初めてALTRAを履いたときには少し違和感がありました。最終的には慣れていきましたが、いきなりPCTのような長距離へ投入するのではなく、まずは近所の散歩や日帰り登山などで履き慣らしておくことをおすすめします。

特に長距離を歩く予定があるなら、「靴を買った=すぐ本番」ではなく、事前に身体と靴の両方を慣らすことが重要です。

OLYMPUS 5は幅広の足に合いやすい

OLYMPUS 5を選ぶ理由として、僕が特に魅力的だと感じたのが足先の広さです。距離を歩くと足がむくみます。そのため、登山靴を選ぶときには「普段ぴったりだから」という理由だけでサイズを決めない方がいいでしょう。

OLYMPUS 5では足指を圧迫される感覚が少なく、長時間歩いても比較的快適でした。(圧迫感自体はあります)

  • 足幅が広い
  • 小指が靴に当たりやすい
  • 長時間歩くとつま先が窮屈になる

という人は、一度試着してみる価値があると思います。ただし、足型には個人差があります。

「ALTRAだから幅広の足なら必ず合う」と考えるのではなく、実際に履いてつま先が動かせるか、かかとが浮かないかを確認してください。

サイズ選びはロングトレイルほど慎重に

ロングトレイルでは、シューズのサイズ選びが重要になります。長時間歩けば足はむくみます。また、数日〜数週間歩き続けることで、普段とは足の状態が変わることもあります。

そのため、僕ならロングトレイル用のシューズを選ぶ場合、普段の靴とまったく同じ感覚でサイズを決めることはしません。

試着するときは、実際に使うソックスを履き、つま先に余裕があるかを確認する。かかとが浮きすぎないか確認する。そして、下り坂を歩いたときに指が前へ当たらないかを確認する。

このあたりまで確認してから購入したいところです。

OLYMPUS 5はどんな人におすすめ?

ここまでの使用経験を踏まえると、僕は次のような人におすすめします。

  • 足先にゆとりのあるシューズが欲しい
  • クッション性を重視したい
  • 長時間歩くことが多い
  • トレイルだけでなく舗装路も歩く
  • ロングトレイル用のシューズを探している
  • ゼロドロップに興味がある
  • ALTRAの特徴的な足型が自分に合っている

特に、「長時間歩いても足を楽にしたい」という人には魅力的なシューズです。逆に、次のような人には慎重に選んでほしいと思います。

  • 耐久性を最優先する
  • 初めてゼロドロップシューズを履く
  • 数千kmを一足で歩こうとしている
  • シューズを途中で交換したくない
  • つま先が広いシューズが苦手

OLYMPUS 5はロングトレイルで何km使える?

ここは僕自身の経験と、それ以外の使用環境を分けて考える必要があります。

僕はPCTという非常に過酷な環境で、約450mile(約720km)ほど使用しました。

その時点では、アッパーの破損やアウトソールの摩耗がかなり進んでいました。

ただし、これは約20〜30kgの荷物を背負い、毎日30〜40km歩くという環境での結果です。

日帰り登山や週末のハイキングで同じように劣化するとは限りません。

そのため、

「OLYMPUS 5は720kmしか持たない」

と考えるのは適切ではありません。

僕の経験から言えるのは、

「PCTのように毎日長距離を歩く環境では、数百kmを超えたあたりから劣化をかなり意識するようになった」

ということです。

ロングトレイルへ持っていくなら、最初から途中交換を考えておく方が安心だと思います。

HOKA スピードゴート6との違い

僕はOLYMPUS 5の後に、HOKA スピードゴート6もロングトレイルで使用しました。両方とも長距離歩行に使えるシューズですが、履いた印象はかなり違いました。

OLYMPUS 5は、「足先が広く、クッションに包まれながら歩く」という印象。

一方でスピードゴート6は、「安定感があり、しっかり前へ進んでいく」という印象でした。

僕の場合、最終的にはスピードゴート6をより長期間使用することになりました。実際に約1900km使用したレビューも別記事にまとめています。OLYMPUS 5とスピードゴート6で迷っているなら、単純に「どちらが優れているか」ではなく、

  • 足先の広さ
  • クッションの感触
  • フィット感
  • 耐久性
  • ゼロドロップへの適性

から選ぶのがおすすめです。

ALTRA OLYMPUS 5の口コミ・評判

僕自身は約1000km使用しました。ロングトレイルの評価としては、「耐久性に難あり」という感じでしたが、トレイルランや日常遣いの視点ではまた話が変わってきます。ここでは、そういった普段使いや登山使いの評価を紹介していきます。

良い口コミ

前向きな口コミやコメントとしては、国内外問わず「クッション性能が非常に高い」というのが一番高い印象です。クッション性能の高さは世界共通で、「長時間歩いても足裏が疲れにくい」「膝への負担が少ない」といった口コミが数多く見られました。

クッション性能は良い

クッション性能が高くなっています。最大級のクッションを採用したモデルだけあり、この点について不満を挙げる人は少ない印象です。この点については、僕も同じ意見です。

約1000km歩いても、歩行中の快適性は最後まで高いレベルを維持していました。

グリップ性能が高い

Vibram MegaGripの評価も非常に高く、様々な場面で強力なグリップを提供してくれています。殆どの路面で、僕たちの歩行を強力にサポートしてくれています。実際、僕もグリップ不足を感じる場面はほとんどありませんでした。

日本の登山道でも十分信頼できる性能だと思います。

足先が広いつくりで楽

ALTRAらしい広いトゥボックスも、多くのユーザーが高く評価しています。長時間歩くと足がむくみますが、それでも指先を自由に動かせるため快適でした。幅広の足で悩んでいる人ほど、この恩恵を感じやすいでしょう。

僕自身、幅広の足をしていますが余裕はないモノの圧迫感は少なく歩くことができました。タイトなつくりの靴では、もう少し苦労していたことでしょう。

気になる口コミ

やはり、耐久性には賛否がある所です。ロングトレイルを歩くハイカーの中では、かなり「耐久性には難があるかな」という意見でまとまっている印象です。特に横方向が弱く、足の付け根や横側の付け根部分から豪快に破れているハイカーを見かけました。僕も、アルトラの耐久性には難ありという評価には納得です。

耐久性には問題があるのか?

海外レビューでも、意見が割れている所ではあるようです。「ソールが早く摩耗した」や「アッパーが破れた」、「ラバーが剥がれた」という報告が見られます。

僕自身も約1000kmでアッパーが破れ始めたため、この点については同じ印象でした。もちろん、日本国内の日帰り登山だけであれば十分長く使えると思います。使用頻度に寄りますが、一年くらいは安定して利用できるのではないでしょうか。

PCTのようなロングトレイルでは、やや寿命が短いと感じる人が多いかもしれません。

ゼロドロップは人を選ぶ

履き心地は非常に自然ですが、ゼロドロップに慣れていない人からは、「ふくらはぎが張る」「最初は歩きにくかった」という口コミもあります。逆に、一度慣れてしまうと「もう普通のシューズには戻れない」という声も多く、評価が大きく分かれる部分でもあります。

僕は「ちょっと歩くのが大変だな」と感じたのをよく覚えています。これまでの歩き方とは違う所が多く、違和感を抱えたまま歩いていました。最終的に慣れましたが「これが良いな」とは最後まで思えなかったのをよく覚えています。

よくある質問(FAQ)

ここでは、簡単なFAQに回答していこうと思います。最新式のOLYMPUSではない為、参考になる部分は少ないかもしれません。

ALTRA OLYMPUS 5は登山でも使えますか?

はい、十分使用できます。特に日帰り登山やテント泊、ロングトレイルとの相性は非常に良いシューズです。

Vibram MegaGripによる高いグリップ性能と厚いミッドソールのおかげで、長時間歩いても足裏への負担を抑えられます。一方で、ゼロドロップ構造に慣れていない人は最初に違和感を覚えることがあります。購入後はいきなり本番へ投入するのではなく、近所の散歩や日帰り登山で慣らしてから使用すると安心です。

ALTRA OLYMPUS 5は幅広の足にも合いますか?

個人的には非常に合いやすいシューズだと感じました。

ALTRA独自のFootShapeデザインによって、親指や小指を自然に広げられるため、一般的な登山靴より窮屈さを感じにくい構造です。実際に国内外のレビューでも、「幅広の足でも履きやすい」という口コミが多く見られます。

幅広の足でも履ける?

僕自身は幅広の足ですが、OLYMPUS 5では足先の圧迫感が少なく、長時間歩きやすいと感じました。ただ、横幅で生地を取られる分、高さは減少してしまいます。

ただし、足型には個人差があります。可能であれば実際に試着して、つま先を動かせるか確認してください。また、最初の時は余力があっても使い込んでいくと、足がむくんで合わなくなります。小指側が少し小さく感じることもありました。

OLYMPUS 5はロングトレイルに向いている?

歩きやすさという点では、僕は向いていると思います。一方で、耐久性については注意が必要です。

僕の場合、PCTで約450mile(約720km)使用した頃にはアッパーやアウトソールの劣化がかなり進んでいました。そのため、ロングトレイルで使用するなら、途中交換を前提に計画することをおすすめします。

ゼロドロップは初心者でも履ける?

履くこと自体はできます。ただし、普段からゼロドロップシューズを履いていないのであれば、最初は違和感を覚える可能性があります。

いきなり長距離で使用するのではなく、散歩や日帰り登山などで少しずつ慣らしていくのがおすすめです。

HOKA スピードゴート6とどちらがおすすめですか?

どちらもロングトレイルで使用しましたが、特徴は大きく異なります。

比較項目オリンパス5スピードゴート6
クッションの性格柔らかく包み込む硬めで反発が強い
長距離での印象足裏が楽テンポ良く歩ける
寿命後多少クッションが残る印象クッションが大きく失われる印象

歩きやすさを重視するならオリンパス5、耐久性や安定感を重視するならスピードゴート6がおすすめです。詳しい比較は、実際に約1900km使用したレビュー記事で紹介しています。

まとめ|ALTRA OLYMPUS 5は歩きやすさを重視する人におすすめ

約450mile(約720km)歩いて感じたのは、「歩くことを楽にしてくれるシューズ」ということでした。ゼロドロップと広いトゥボックスによって足本来の動きを妨げず、長距離を歩いても疲労を溜めにくい構造になっています。一方で、ロングトレイルという過酷な環境では耐久性にやや物足りなさを感じました。

そのため、「長く使える一足」というよりも、「歩きやすさを最優先した一足」と考えた方がイメージしやすいでしょう。

項目評価
初心者★★★★☆
登山★★★★★
ロングトレイル★★★★☆
トレイルラン★★★★★
コストパフォーマンス★★★★☆
HOKA スピードゴート6レビュー|2000km歩いて分かった耐久性とロングトレイルでの実力
PCT(パシフィック・クレスト・トレイル)で約2000km使用した「HOKA スピードゴート6」をレビューします。登山やロングトレイルを歩いていると、「HOKAは本当に長距離で使えるの?」「スピードゴート6は耐久性が低いって聞くけど実際どう…

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